ABSTRACT W02-3(W02)
臨床画像データベース:
関口隆三1,若尾文彦2,森山紀之2 (1国立がんセ・東病・放, 2国立がんセ・中央病・放)
Clinical image database: Ryuzo SEKIGUCHI1, Fumihiko WAKAO2, Noriyuki MORIYAMA2 (1Dept. of Radiol., Natl. Cancer Ctr. Hosp. East, 2Dept. of Radiol., Natl. Cancer Ctr. Hosp.)
臨床画像データ(情報)を、がん研究およびがん診療へ利用・応用するためには、データベース化する事が必須である。各撮影装置から発生するディジタル画像に対し、適切な情報を付加してデータベース化することによって、一般診療における画像参照はもちろん、教育・診療支援といった応用活用が可能となる。診断名に加え、画像所見によって典型・稀、また濃染する・染まらないなどの付加情報が与えられれば、ティーチングファイルとしての利用、さらには画像所見から類似症例検索を可能にするなど、教育の効率化を図り、医療現場における的確な画像診断へのアプローチを支援する事が可能である。また、三次元画像処理や人工知能を用いた自動診断等を行なう画像処理研究者に対し、素材としての画像提供を行ない、研究の促進を図る事もできる。インターネット上にこうした情報を提供することができれば、世界中の医療従事者および研究者に対し、知的財産としての医用画像の共有化、有効利用が可能となる。国立がんセンターで現在進行中の各種のプロジェクトを紹介し、がん研究への医療画像情報の活用方法について述べる。