ABSTRACT W15-3(W15)
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マクロファージによる血管新生の誘導機構:小野眞弓, 桑野信彦(九大・医・生化学)

The biological implication of macrophage infiltration and tumor angiogenesis : Mayumi ONO, Michihiko KUWANO (Dept. of Biochem. Kyushu Univ.School of Med.)

間質は多くの固型がんにおいて観察される。がんが数mmに発育するために間質は酸素や栄養の供給の目的で血管を提供している。さらに、線維芽細胞、肥満細胞、リンパ球、マクロファージ等も間質の重要な構成成分である。中でもマクロファージは、血管新生を正や負に制御する様々な因子を放出しており、血管新生を巧妙に制御しているものと考えられる。近年、固型がんでマクロファージの浸潤が活発になっていることが観察され、血管新生やがんの悪性度と関連することが報告されている。我々は、メラノーマや脳腫瘍においてマクロファージの浸潤が新生血管数の増加や悪性度と相関しているかどうか、さらにマクロファージの活性化に伴うサイトカインによる血管新生誘導の分子的背景を検討した。これらの結果から、活性マクロファージによる血管新生モデルを提示したい。