登録番号: | 20414 |
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演題番号: | P-233 |
発表日: | |
時刻: | 〜 |
会場: | |
発表セッション記号: | 081 |
発表セッション名: | 急性腎障害(基礎) ポスター |
発表セッションサブタイトル: | |
座長名: | 、 |
座長所属: | 、 |
永田 総一朗1、加藤 明彦1、佐藤 太一1、磯部 伸介1、藤倉 知行1、大橋 温1、安田 日出夫1
1浜松医科大学第一内科
【目的】急性腎障害(AKI)患者はフレイルへ陥るがAKIによる骨格筋への影響は明らかではない。目的はAKI後の骨格筋萎縮の有無と、運動と分枝鎖アミノ酸(BCAA)投与による筋萎縮への効果を明らかにすることである。【方法】B6マウスに対し腎虚血再還流障害(IRI)後day1, 7での筋重量、同化および異化、PGC1αを評価。さらに運動とBCAA介入の効果を検証。【結果】IRI で筋異化亢進(Atrogin-1, day1: IRI 2.8 vs sham, p<0.001)、筋PGC1α低下(day1: IRI 0.6 vs sham, p<0.01)、筋重量は低下(day7: IRI 34 vs sham 41 mg, p<0.0001)。運動とBCAA介入にて筋異化(Atrogin-1, day7 : IRI 3.6 vs Exe+BCAA 1.8, p<0.05)、筋PGC1α(day1:IRI 0.6 vs Exe+BCAA 1.1, p<0.001)、筋重量 (day7: IRI 34 vs Exe+BCAA 39 mg, p<0.001)が回復した。【結語】栄養と早期リハビリ介入はAKI後サルコペニアを軽減した。 |