| 登録番号: | 20364 |
|---|---|
| 演題番号: | O-130 |
| 発表日: | 2025/09/28 |
| 時刻: | 10:00〜11:00 |
| 会場: | 第5会場 |
| 発表セッション記号: | 48 |
| 発表セッション名: | IgA腎症1 |
| 発表セッションサブタイトル: | |
| 座長名: | 鈴木 祐介、本田 浩一 |
| 座長所属: | 順天堂大学医学部附属順天堂医院腎・高血圧内科、昭和医科大学病院腎臓内科 |
中居 杏奈1、潮 雄介1、野村 華那1、加藤 悠花1、陶守 仁子1、関 桃子1、眞部 俊1、片岡 浩史1、井藤 奈央子2、種田 積子2、本田 一穂3、星野 純一1
1東京女子医科大学病院腎臓内科、2東京女子医科大学病院 病理診断科、3昭和医科大学 臨床病理診断学講座
| 【症例】29歳女性【既往歴】関節リウマチ【経過】X年2月にはCr 0.56 mg/dL、eGFR 103.9 mL/min/1.73m2、尿潜血 1+、尿蛋白 ±であった。妊娠成立後、肉眼的血尿を契機に前医を受診し、ネフローゼ症候群を呈したため妊娠18週に当院緊急入院となった。Alb 2.1 g/dL、Cr 0.82 mg/dL、eGFR 68.5 mL/min/1.73m2、uRBC 50-99/HPF、尿蛋白 4.85 g/gCr。腎生検で管内増殖、壊死性半月体、分節性硬化を認め、IgA腎症(H-grade I(A)、Oxford分類 M1E1S1T0C1)と診断。胎盤移行性を考慮し水溶性プレドニンで仙台式ステロイドパルスを施行、後療法はPSL30mg/day(0.5mg/kg/day)。加療3週後に尿蛋白0.81 g/gCr、Alb 2.4 g/dLまで改善。胎児発育は安定していたため妊娠継続とし21週で退院。尿蛋白再燃なく、35週6日に双児出産、現在も再燃なく経過良好。【考察】妊娠20週以前に発症したIgA腎症・ネフローゼ症候群の報告は限られ、特に母児ともに良好な転帰を得た症例は稀である。妊娠中に腎生検を施行し出産に至った本例は、多診療科連携の重要性を示唆する一例と考えられた。 |