ID:A00036-00012-10043
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第46回日本核医学会学術総会

3-7-A-6

[11C]TMSX PETを用いた未治療パーキンソン病におけるアデノシンA2A受容体結合能-a preliminary study-

○三品雅洋2,石井賢二2,北村伸3,4,木村裕一2,長縄美香2,6,橋本昌也2,5,鈴木正彦2,5,織田圭一2,小林士郎1,片山泰朗3,石渡喜一2

1日医大北総脳セ,2都老研PET,3日医大2内,4日医大小杉内,5慈恵医大神内,6学振)

【目的】都老研で開発したアデノシンA2A受容体リガンド[11C]TMSXとPETを用いて、パーキンソン病における脳アデノシンA2A受容体分布と症状の左右差について検討した。【方法】対象は未治療パーキンソン病患者6例(平均年齢63.0±6.2)。初期診断を確実にするため[11C]CFTおよび[11C]RAC PETを施行した。[11C]TMSX PETは無採血60分のダイナミックスキャンで行い、Logan法とEPICAを用いて結合能を計算した。【結果】アデノシンA2A受容体結合能は、被殻後部重症側で軽症側より有意に低下していた(paired t-test, p<0.05)。【結論】アデノシンA2A受容体はドパミンD2受容体と相反する作用がある。パーキンソン病被殻では、ドパミン分泌低下に対する代償としてドパミンD2受容体は増加するが、アデノシンA2A受容体では逆に低下する。変性疾患への応用が期待される。

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