ID:A00036-00013-10123
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第47回日本核医学会学術総会

[11C]TMSX PETを用いた被殻アデノシンA2A受容体分布の加齢変化の検討

○三品雅洋2,石井賢二2,木村裕一2,4,長縄美香2,4,織田圭一2,橋本昌也2,5,鈴木正彦2,5,小林士郎1,片山泰朗3,石渡喜一2

1日医大北総脳セ,2都老人PET,3日医大二内,4放医研分子,5慈恵大神内)

【目的】都老研で開発したアデノシンA2A受容体リガンド[11C]TMSXとPETを用いて、被殻アデノシンA2A受容体分布の加齢変化について検討した。【方法】対象は若年健常者5例(平均年齢23.0±3.3)と老年健常者5例(61.6±9.1)。[11C]TMSX PETは無採血60分のダイナミックスキャンで行い、Logan法とEPICAを用いて被殻の結合能を計算した。【結果】アデノシンA2A受容体結合能は、若年1.00±0.03、老年1.01±0.10と差は認めなかった(p=0.924; Welchの分散分析)。分散には差を認めた(p=0.033; Barlett検定)。結合能と年齢の相関も認めなかった(R2=0.024、p=0.669)。【結論】アデノシンA2A受容体の加齢変化は認めなかった。アデノシンA2A受容体拮抗剤はパーキンソン病治療薬として注目を集めている。アデノシンA2A受容体拮抗剤であるカフェインを含むコーヒー飲量が多いほどパーキンソン病発症が少ないことが報告されている。老年者でばらつきが大きいのは、コーヒー・茶の嗜好の差が関係しているかもしれない。

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