ID:A00762-00027-10041
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日本畜産学会第123回大会

I07-05

ハイモイスチャーシェルドコーンによる肥育用濃厚飼料代替が摂取量、消化率および第一胃内発酵に及ぼす影響 第二報

○糟谷広高1,遠藤哲代1,佐藤幸信1,陰山聡一1

1道総研畜試)

【目的】肉牛の肥育においてハイモイスチャーシェルドコーン(HMSC)を用いる場合の飼料特性について前大会では濃厚飼料給与量について肥育前期を想定した特性についての検討結果を報告した。今回は肥育後期を想定した給与量で検討した。
【方法】第一胃カニューレ装着黒毛和種去勢牛4頭を供試し、1期21日(予備期17日、本期4日)の4×4ラテン方格法で実施した。試験処理は濃厚飼料中のHMSC割合を0,10、20、30%とし、配合飼料と置き換えた。濃厚飼料給与量は8.9kg/日とし、麦稈は自由採食とした。消化率およびTDNは全糞採取法により求め、第一胃内容液および血液は0、3、6h毎に採取した。
【結果】濃厚飼料はほぼ摂取され、乾物摂取量に有意な差はみられなかった。乾物消化率は73.6~76.7%の間、TDN含量は74.2~77.9%の間で、いずれも処理間に有意な差はなかったが、デンプン消化率はHMSC割合の高い処理区ほど高くなる傾向にあり、0%区と30%区に有意な差が認められた。第一胃内容液pHは給与3時間後に低下し6.0を下回ったが、給与後のいずれの時間においても有意な差はみられなかった。A/Pは給与3時間後に3.0以下となり、HMSC割合に関わらずプロピオン優勢型の発酵を維持していた。

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