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レクリエーションと通所リハビリテーションのつながり
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○吉田みち子1,板垣友美1 (1介護老人保健施設 シルバーピア加賀)
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【目的】利用者にとって、毎日行われるレクリエーションについて、満足されているのか、参加されない利用者にとっては、どのようなレクリエーションであれば参加したいと思えるのか、今後の通所リハビリテーションにおけるレクリエーションの在り方について考えていく。 【仮説】利用者が好きなレクを知ることでレクへの参加率が向上する。レクに対する期待度が挙がる。リハビリや入浴以外のことで利用者自身のデイケアで過すことが楽しみとなり、通う目的の向上へと繋がる。利用者自身からこういうレクがやりたいなどの希望が出て、通所がそれを叶えられる場所になれば通所に通う目的も高まる。 【方法】アンケート調査をメインとし、比較の為板橋区内の老健を2箇所見学。現在の通所リハビリテーションの現状把握。 【結果】絵手紙や割箸工作といった手作業を主としたレクにおいては、利用者から「今度はこれが作りたい」、「実用的なものが作れて良かった」といった好意的な意見が多く、スカットボールやウルトラボールといった運動を主としたレクにおいては、好意的な意見が多い中、「飽きてしまった」という意見も多く出てきた。アンケートの中で上位に上がったカラオケ、書道、ボーリングにおいてはそれぞれ以下の通りの結果となった。カラオケに関しては、アンケート以前は月に2~3回程度だったものが、7月~10月においては毎週行った為、来所される曜日が多い利用者にとってはマンネリ化してしまったのか唯一参加人数が減少していった。書道はモニタリング期間全体を通して参加人数が増加していった。11月の文化祭に向けた作品展示のためにも精を出して取り組まれている利用者が多かった。ボーリングについては特に人数の変化は見られなかったが、担当職員によってルールが変わるのでマンネリ化は防げた。 【結論】必ずしも利用者が毎回利用されるわけではないので、集計結果は完全なものではないが、全体的にアンケートを実施してからのレクへの参加率はどのレクにおいても上がった。また、日々のレクに関する当日のアンケートにおいても「おもしろかったよ」「職員の努力が伝わるよ」と好意的な意見が多かった。中には具体的に、「ざわざわして集中できないから参加したくない」「手がしびれてできない」「眠くなってしまった」などの否定的な意見も聞かれたが、そのような意見が直接挙がってくるのも職員との信頼関係があるからだと言える。利用者の参加人数の推移を見ると、同じレクにおいても、職員がルールを工夫したり、使う道具を変えることによってマンネリ化は防げると言える。また、女性利用者の割合が比較的多いことから手作業のレクに力を入れていくと更に利用者の参加率は上がってくると言える。ここ数ヶ月においては、男性利用者も女性利用者に混じって手作業のレクに参加されることも多く、理由を尋ねてみると、「面白そうだから」「奥さんに作ってあげようと思って」「リハビリになる」と言った前向きな発言が多くみられている。集団で1つのレクを行う楽しみもあるが、個人の作品作りに力を入れていくことでレクへの参加意識が高まることもわかった。 |
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