ポスターセッション

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1.2 dimethylhydrazine(DMH)誘発ラット大腸腫瘍に対する高脂肪食の影響と便中胆汁酸組成比：佐々木 森雄¹、國井 康弘、冨木 裕一、三上 陽史、鎌野 俊紀、鶴丸 昌彦、狩野 元成²（¹順天堂大・医・１外、²大東医専）

The Effect of fecal bile acid ratio in DMH induced colon tumor of Wistar rats treated with high fat foods：Morio SASAKI¹，Yasuhiro KUNII，Yuichi TOMIKI，Yoshi MIKAMI，Toshiki KAMANO，Masahiko TSURUMARU，Motonari KANO²（¹The First Dept. of Surg. Juntendo Univ. Sch. Med，²Daito Coll. Med. Tech.）

（目的）大腸癌と高脂肪食には便中高濃度胆汁酸との関係が注目されている。DMH誘発ラットに高脂肪食を投与し、大腸腫瘍の発生、便中胆汁酸組成比を検討する。（方法）7週齢 Wistar雄性ラットを4群に分けた。1群：対照群、 2群：高脂肪食群、 3群 DMH投与群、4群：DMH＋高脂肪食群。DMHは40mg/kg皮下注、計10回。実験開始後35週で犠牲死剖検。便中胆汁酸組成比はDCA/CAを用いた。（結果）大腸腫瘍発生率は1群０％、2群０％、3群89％、4群79%。4群に進行癌が多く認められた。便中胆汁酸組成比は2群、4群で高値を認めた。（考察）DMH誘発ラット大腸腫瘍の発育に便中胆汁酸の関与が示された。