ABSTRACT 2433(P13-2)
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非小細胞肺癌患者におけるclarithromycin(CAM)投与前後の末梢血単核球中のサイトカインm-RNAの変動:眞島利匡1,澤木政好1,三笠桂一1,濱田薫1,古西満1,前田光一1,坂本正洋1,寺本正治1,森啓1,植田勝廣1,喜多英二2,成田亘啓1(1奈良医大・2内,2奈良医大・細菌)

Changes in cytokine m-RNA of pqtients with non-small cell lung cancer before and after clarithromycin treatment:Toshimasa MAJIMA1, Masayoshi SAWAKI1, Keiichi MIKASA1, Kaoru HAMADA1, Mitsuru KONISHI1, Kouichi MAEDA1, Masahiro SAKAMOTO1, Shouji TERAMOTO1, Kei MORI1, Katsuhiro UEDA1, Eiji KITA2, Nobuhiro NARITA1 (12nd Dept of Int. Med.,Nara Med. Univ.,2Bac.,Nara Med.Univ.)

(目的)我々はマクロライド系抗菌薬clarithromycin(CAM)がBRM(生体応答修飾物質)作用を有し、非小細胞肺癌患者の生存期間を有意に延長することを報告してきた。今回、CAM投与前後で各種サイトカインm-RNAの測定を行い検討した。
(対象)対象は切除不能非小細胞肺癌患者10例で化学療法・放射線療法を施行し、治療終了4週後からCAM400mg/dayを経口投与した。そしてCAM投与前後の末梢血単核球中のサイトカインm-RNAをRT-PCR法により測定した。
(結果)IFN-γ,IL-12は投与後に上昇する傾向にあった。また他のサイトカインや各種臨床パラメーターの変動の関連についても検討中である。