ポスターセッション

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細胞質、細胞膜、核に局在したCaM キナ−ゼ II 活性のイメ−ジング法の開発：稲垣直之^1,2、西沢美和子¹、山本秀幸³、竹内有輔³、宮本英七³、稲垣昌樹¹（^1,2愛知がんセ・生化、²奈良先端大・細胞 内情報、³熊本大・医・第一薬理）

Imaging of CaMKII activity in the cytoplasm, plasma membrane, and nucleus: Naoyuki INAGAKI^1,2, Miwako NISHIZAWA¹, Hideyuki, YAMAMOTO³, Yusuke TAKEUCHI³, Eishichi MIYAMOTO³, Masaki INAGAKI¹ (¹Lab. Biochem., Aichi Cancer Center Res. Inst., ²Dev. Signal Transduction, NAIST, ³Dep.Pharm., Kumamoto Univ. School Med.)

種々の細胞内シグナル伝達経路にはリン酸化酵素が重要な役割を担っている。リン酸化酵素は多様な下流分子にシグナルを送ることが可能であるが、実際細胞内においては状況に応じて正しい場所に存在する正しい分子にシグナルを送ることにより特異的な細胞応答を引き起こすと考えられる。我々はこの問題を調べるため、リン酸化特異抗体を用いることにより細胞構造を破壊することなくリン酸化酵素活性をイメージングし解析を行っている。今回、細胞骨格蛋白質ビメンチンのヘッドドメインにシグナルペプチドを付けて細胞内の細胞質、細胞膜、核に発現させ、それを基質として細胞内小器官に特異的なCaMキナーゼII活性をイメージングすることが可能となったので報告する。