ポスターセッション

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99m-Tcラベル抗CEAモノクローナル抗体による大腸癌転移再発の腫瘍画像診断の基礎的研究：濱嶋浩¹,坂本純一^1,2,加藤潤二²,小島宏²,稲垣均²,濱嶋由紀¹,安江満悟²,鈴木春見¹,吉川和宏^3, (¹県立愛知病・臨床研究検査,²県立愛知病・外,^3,愛知医大・二病理)

Radioimmunolocalization of metastatic and recurrent colorectal carcinoma using 99m-Tc labellted anti-CEA monoclonal antibody: Hiroshi HAMASHIMA¹,Junichi SAKAMOTO^1,2,Junji KATO2,Hiroshi KOJIMA²,Hitoshi INAGAKI²,Yuki HAMASHIMA¹,Mitsunori YASUE²,Harumi SUZUKI¹,Kazuhiro YOSHIKAWA^3,(1Lab. Clin. Oncol. Aichi Pref. Hosp.,²Dept. Surg. Aichi Pref. Hosp.,^3, 2nd Dept. Pathol.Aichi Med. College)

¹³¹ヨウドラベル抗体による画像診断で、その臨床における有用性を確認した抗CEAモノクローナル抗体(mAb) CEA102を^99m-Tcにてラベルし、被爆を減少し、かつより早期に鮮明な腫瘍画像を得るための基礎的検討を行なった。精製 mAb CEA102をMatherの方法により、^99m-Tcにて標識し、ヒト大腸癌細胞株及び反応陰性ヒト胃癌細胞株と1時間incubateした後に反応標識抗体量を測定し、標識細胞への特異的集積を確認した。In vivoにおける検討では、nu/nuマウスの右大腿皮下に大腸癌細胞株LS174T、左大腿に胃癌細胞株を移植し、腫瘍が生着径約1.0cmに増殖した地点で^99m-Tc標識 mAb CEA102 を腹腔より投与しガンマカメラにて撮影を行なった。その結果、右大腿に移植されたヒト大腸癌組織に標識抗体の特異的集積が認められ、腫瘍：血液比が4:1とdosimetryにおいてもその有用性が確認されて、臨床における質的画像診断に有用であることが示唆された。