ABSTRACT 2128(P10-2)
腫瘍マーカー DATA base の作製:平野英保1,麻生めぐみ2,田中良哉2,丸山剛3,平野雄4 (1産業医大・生化, 2産業医大・第一内科, 3産業医大・皮膚科, 4産業生態・職業性腫瘍学)
Construction for Tumor Marker DATA base:Hideyasu Hirano1, Megumi Aso2, Yoshiya Tanaka2, Takeshi Maruyama3, Takeshi Hirano4 (1Dept. of Biochem., Univ. Occu. Env. Health, 2Dept. of 1st Int. Med., Univ. Occu. Env. Health, 3Dept. of Derma., Univ. Occu. Env. Health, 4Env. Onco., Inst. Indst. Ecol.)
数々の腫瘍マーカーが発表されているが、専門外の個人のレベルでは、どの様なマーカーの組み合わせが、診断に於いて最も良いマーカーの組み合わせか判断がつかない。 また記憶するのも大変である。 そこで我々は誰でも簡単に腫瘍マーカーを診断や研究の補助に参照できるように腫瘍マーカー DATA base を作製してみる事とした。 基本蓄積 DATA 骨格としては、腫瘍マーカーをあげ、その由来、またはその意味を述べ、癌に於ける検出頻度をあげ、臓器で、特に有用か、有用か、検査してもあまり意味がない (無用) かを列挙する。 そうすることで臓器別でも、必要最低限の検査にはどれが有用か検索できる構造とした。
更に、DATA が必要な人にはすぐに提供でき、また得た人が簡単に自分の DATA base に持ち込めるように、TEXT file で書き込むこととした。 検索は、行検索を主体とするが、1行のスペースで、DATA 区分が出来る構造とした。 すなわち、腫瘍マーカーの DATA 毎に、1行のスペースで分けた構造と成っている。 また出来る限り引用文献も上げる事とした。