ポスターセッション

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進行神経芽腫 stageIVAにおける予後因子の解析と治療について：山田亜古、麦島秀雄、鈴木孝、陳基明、七野浩之、永田俊人、原田研介（日大・医・小児）

Analyses of prognostic factors in Advanced Neuroblastomas: Ako YAMADA,Hideo MUGISHIMA,Takashi SUZUKI,Motoaki CHIN,Hiroyuki SHICHINO,Toshihito NAGATA,Kensuke HARADA (Dept.Ped.,Nihon Univ.)

<目的>進行神経芽腫(以下NB)の予後は強力な化学療法や造血幹細胞移植が導入されても、依然として不良である。当科に入院した進行NB(stageIVA)7症例の予後因子と治療成績について解析した。<方法>予後因子の解析には、年令、病期、病理組織(Shimada分類)、染色体、癌遺伝子(N-myc遺伝子増幅、trk-A・m-RNAの発現)を用いた。治療は厚生省・班プロトコールに従って行い、3例にAuto-BMTを、2例にPBSCTを施行した。<結果>全症例とも年令、病期、Shimada分類ですべてが予後不良因子を有し,7例中4例が完全寛解に入ったものの、3例が9カ月〜17カ月後に再発した。現在完全寛解を維持しているのは2 例のみであった。再発、非再発症例における他の予後因子と治療との関係について報告する。