ポスターセッション

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Fluorescence in situ hybridization(FISH)法を用いた前立腺癌におけるc-myc,androgen receptor遺伝子増幅の解析：三好康秀¹,上村博司¹,窪田吉信¹,穂坂正彦¹,小泉陽子²（¹横浜市大・医・泌,²横浜市大・医・³内）

Fluorescence in situ hybridization(FISH) evaluation of c-myc,androgen receptor gene in prostate cancer.: Yasuhide MIYOSHI¹, Hiroji UEMURA¹, Yoshinobu KUBOTA¹, Masahiko HOSAKA¹, Yoko KOIZUMI² (¹Dept. of Urology, ²3rd Dept. Int. Med.,Yokohama City Univ. Sch. of Med.)

目的：前立腺癌の進展にc-myc,androgen receptor(AR)遺伝子増幅の関与が明らかになりつつある。今回我々はFISH法を用いて前立腺癌におけるc-myc,AR遺伝子増幅及び8番、X染色体の数的異常を解析し、臨床像との関連について検討した。方法：前立腺癌株細胞4、ヒト前立腺癌40、前立腺肥大症組織15検体より単離核標本を作成し、c-myc,AR遺伝子のDNA probe及び8番、X染色体のα satellilte DNA probeを用いてFISH法を施行した。結果：ヒト前立腺癌32例中15例（46.9％）に8番染色体数の増加を、40例中20例（50％）にX染色体数の増加を認めた。c-myc遺伝子の増幅が32例中2例（6％）に認められたがAR遺伝子の増幅は認められなかった。さらに症例を増やし、臨床像との関連について報告する。